経営計画とは②

当ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
COCOROコンサルティング株式会社 ホームページ担当のO(オー)と申します。
よろしくお願いいたします。

前回のブログでは、経営計画の必要性、重要性について書かせていただきました。
今回は、「経営計画の内容」についてです。

経営計画と一口に言っても、含めるべき要素はいくつもあります。
売上目標や利益目標、資金繰りやキャッシュフロー、従業員の雇用計画や、非常時における事業再開手順などなど……
これらをすべて網羅するような完全無欠の経営計画を立てようとすると、まずはどこから始めたらいいのか……、と途方に暮れてしまいそうです。

そこで、当社では、まずは「国や県の様式に沿った経営計画づくり」をおすすめしています。
当社が経営計画づくりの入門編としておすすめしているのは、「経営力向上計画」と「事業継続力強化計画」です。
この2つの計画は、以下の画像のような特徴があり、どちらも中小企業庁が推奨し、国から認定を受けられる計画です。

経営力向上計画は、これから事業を存続もしくは発展させていくために、どのような設備を導入するのか、どのような取り組みを行うかについて記載する計画です。
それに対して、事業継続力強化計画は、地震や水害、新型感染症発生時等の非常時に、事業を継続するために、どのような準備を整え、非常時にどう行動するのかについて、まとめる計画です。


どちらの計画も、含める要素を限定することで、内容を簡素にしています。
難しそう、固い文章は苦手、という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この2つの計画は、A4用紙3~4枚程度にまとまる、とお伝えすればいかがでしょうか?
その程度の分量でいいなら、と少しご安心いただけたでしょうか。

どちらの計画においても、一番重要なのは、事業主と従業員が納得し合意した上での計画づくりです。
独り善がりな計画づくりでは、結局、ただ計画を作っただけ……ということになりかねません。
経営計画は、事業主と従業員がともに協力して事業を進めていくためのツールであり、実効性のある計画をつくるのが重要です。

最後に、この2つの計画の美味しい点、つまり事業者にとってのメリットをお伝えします。
実は、これらの計画を提出して認定を受けることで、税制優遇措置が適用されたり、補助金が採択されやすくなることがあります。
事業計画をしっかりと立てている事業者へのご褒美として、法人税や所得税を安くしてもらえたり、補助金を優先的に採択してくれたりというメリットがあります。
詳しい内容については、中小企業庁のホームページをご覧いただくか、当社までお問い合わせください。

まずは、「経営力向上計画」や「事業継続力強化計画」からスタートして、経営計画というもののイメージを掴んでいただければと思います。
そこから、どのような要素を含んだ経営計画がいいのかをお考えいただき、ご自身の事業に合った経営計画づくりへと繋げていきましょう。

もちろん、当社にお問い合わせいただければ、経営計画づくりをサポートいたします!
自分だけではなかなか……、とお悩みの事業者様、ぜひご相談ください。

以上、担当Oでした。 また次回もご覧いただけますように……

……ブログスタートから真面目な内容ばかりで少し疲れてしまいました。
次回は少し路線変更した内容でお届けしたいと思います!

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